2007年9月29日土曜日

中央線にて

中央線に乗っていた時のことでした。
自分は手すりにつかまりユラユラとゆられていると、となりの女子高生2人組がなにやらクスクス笑っています。
気になって2人の方を見てみると、2人は手すりにつかまっており、2人の正面に座っている おじさんをみて笑っています。
そのおじさんは口は半開きで、鼻にかけた眼鏡も傾きとても幸せそうにうたた寝していました。しかし開いていたのは口だけではなく、下のズボンのファスナーまで全開です。
そしてそこからは上着の白のワイシャツがズバッとでていました。
なるほど、女子高生2人はこのおじさんのあまりのさらけ出しぶりに笑っていたのです。
すると2人のうち髪の毛が長い娘の方が声を抑えるためにハンカチを口に当てて笑っていました。もう爆笑です。
と、その時電車が大きく揺れました。すると今度2人は何か呆然とした顔でおじさんを見ています。
何かあったのかと思い改めて、2人とおじさんの方を見てみると、なんと髪の毛長い方の娘の口を抑えていたハンカチが、おじさんのファスナーからズバッとでたシャツの上に綺麗におおいかぶさっているのです。その光景ときたら、冬の富士山を彷彿とさせます。もう周りの乗客も茫然です。
するとその時、おじさんが目を覚ましはじめたのです。おじさんはなにか寝言のようなことをつぶやきながら、凄いことになっている自分の下部をみました。 と、その時おどろくべきことがおきたました。おじさんは寝ぼけていたためか、自分のズボンのチャックを閉める際、ハンカチも一緒にヒョイとしまってしまったのです。その瞬間の電車内空気といったらもう言葉では言い表せません。ハンカチを奪われた女子高生も言葉を失った様子でした。まさかハンカチがこんなことになるなんて………
このように中央線では珍事件がおきますよね。しかし、おじさんやりすぎです。以上けんぞうの中央線レポートでした。
次はのぞみお願いします。

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