2007年8月21日火曜日

鍵と錠

鍵がなくなったときの錠の厄介さは、想像以上です。
 自転車で長距離を移動する習慣のある人にとっては、鍵を無くすのは決して珍しくないし、無くったときの困りようと言ったら…。
中学生の時群馬で1度、大学生になって東京で1度落としています。
惨めな思いをして、自転車の骨組をよけながら金鋸で2時間、頑丈な備え付けのリング錠をぎこちなく切断するのは、まったくの骨折り。
 
こんな経験、もう2度としたくないと思っていたら、今度は不意打ちが来た。気付いたのは7月はじめ。
 なくなったのは自転車のでも家のでもなく2つの水泳部ロッカーの鍵で、3方面をまとめて持ち歩くうちにそれだけ抜け落ちていた。いつどこかもわからず、警察署・学生課、果てはレストランにも当たったが成果なし。ロッカーのメーカーも不明。
開錠業者に問い合わせたが、鍵無し製作はできないとのことで、鍵開けだけで1万以上と高額さには閉口した。
 ロッカールームでふと周りを見回すと、なんと他の部のロッカーはどこもみな鍵を開けっ放しです。考えてみれば鍵をいちいち開け閉めするのは手間だし、万一無くしたときこういうふうに困ることをみんなよく分かっているみたいです。
 部外者が通り掛からない金目のものがない部室では鍵は開けっ放しのほうが賢いことを痛感しました。
すでにどちらのロッカーの錠もすでに半分壊れていたおかげで、なんとか自力で打開できました。錠は守るものの大切さに応じて選びましょう。うっかりもの私には本当にいい教訓になりました(-_-;)
 新しい鍵を明日取り付けに行きます。

次は東北地方を自転車で走破したけんぞうに回します。土産話が誠に楽しみですのお。

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